卒業というと3月なのに、6月の末にようやく卒業祝いをすることになりました。
それは、佐脇くんという理科大の学生で、東京事務所での最初のオープンデスクです。
僕が、理科大で教えるようになって2年目に教えた学生です。
彼が、卒業設計を1位で卒業したということで、卒業祝いと1位のお祝いをしました。
理科大の卒業設計講評会には行けなかったので、東京事務所にてプレゼンテーションを行ってもらいました。
このために、色々なゲストが集まってくれたことにも感謝です。
メインの佐脇くんの到着が遅れたため、飲みつつ待つゲストの先生たち。
左から iao の岩崎さん 、iao の平岡さん、ハシゴタカ建築設計事務所 高見澤さん。
皆さん、佐脇くんを1年生の頃から知っている人達なので、この日は、突っ込む気まんまんで、待ち構えていました。
ようやく到着した佐脇くん
その時には、KIKI ARCHI の関さんもきてくださいました。
そして、プレゼンテーションスタート。
なかなか、面白いプロジェクトでした。
東京都いう都市の問題定義もありつつ、それを身近に捉え直すことで、危機的状況にあるということを視覚的に伝える。
というよなプロジェクトでした。
建築としてのプログラムとか設計という部分では、突込みどころ満載ですが、
スッキリした感じを持たせる爽やかさは、彼なりの戦略だそうです。
ゲストの先生陣からの、厳しいツッコミにもしっかりと答える辺りは、さすが理科大の卒業制作1位なのかとも思わされました。
そんな彼が最初にオープンデスクできたときは、凄く大変だったことを思い出します。
1年生だから仕方がなかったのですが、模型が全く作れず。
宿題を出したり、プラモデルを作らせたり。
このザクのプラモデルは、その時に作らせたプラモデルの一つです。
他にも彼には、色々なプロジェクトを手伝ってもらいました。
DESIGN TIDE2009にpivotoで始めて家具を展示した時も、彼が手伝ってくれました。
その記事はコチラ
年末ギリギリで、模型を作ってもらったり。
その記事はコチラ
pivotoの家具の納品を手伝ってもらったり。
その記事はコチラ
この他、ほんとうにいろいろ手伝ってくれました。
彼の今後に期待しつつ、改めて非常勤ではありつつも教え子が評価されることはコチラとしても嬉しいことでした。
いずれ、一緒にプロジェクトをプロ同士として取り組めることを期待しています。
まずは、卒業おめでとう。次のステップに向けて頑張ってください。
そして、彼のお祝いに駆けつけてくださった皆様、ありがとうございました。
それと、改めて思うことは、少しでも早く学生の皆さんは、オープンデスクに行くことを進めます。
学校の授業では、体験できない経験や、テクニック、人との繋がりを作ることができます。
それは、のちのち自分の為に役立つことなので、バイトに夢中になりすぎず、設計事務所のオープンデスクに行くことをお薦めします。
ということで、興味を持たれた方は、どしどしご応募ください。
夏休み中は、もっともオープンデスクに費やしやすい時期です。
GENETO
山中悠嗣
GENETOが参画している京都のアートイベント” AS2 (アートを肴に酒を飲む)”では7月20日に#15 AS2 Summer 山本晃久 魔鏡展を開催します。
会場はGENETOがリノベーションに関わったHUB KYOTOです。
京都らしい空間と、京都の職人でしか作れない魔鏡を是非とも御堪能ください。
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