JIDビエンナーレ2012の授賞式に参加してきました。
今回受賞した作品はTANADAピースギャラリーが”インテリアスペース賞”、KD-HOUSEが”入選”の2点です。
授賞式の会場は、受賞作品のパネルが展示されているOZONE(7F リビングデザインギャラリー)でした。
会場に貼り出されているTANADAピースギャラリーのパネル
JID(社団法人 日本インテリア協会)の理事長といえば、国際的な家具デザイナー 喜多 俊之 先生です。
この日も、会場に来られ授賞式のプレゼンテーターをされました。
他にも、インテリア業界の重鎮が多く顔を揃えられていました。
トロフィを受け取る様子
賞状を受け取る様子
授賞式終了後、JIDの理事メンバーと受賞者とで記念撮影をおこないます。
会場には山下麻子の出身校Konstfackの大先輩である川上玲子先生も居られたりで、山下も大興奮でした。
TANADAピースギャラリー
インテリアスペース賞 トロフィ
KD-HOUSE
入選 賞状
どちらの作品も我々GENETOにとっては甲乙つけ難く、本当に嬉しい受賞でした。
審査員の一人でもある近藤康夫先生に批評を伺うと「両作品の性格が全く違う器用さは要注意だ」と、その上で「KD-HOUSEの様な新たな住空間の可能性や、大企業とのコラボレーションの大変さを評価している」というお言葉は、作品のコンテクストを本当に理解して頂けた事と、鋭い視点には驚きと感銘を受けました。
どの作品も我々也に精一杯考え抜いた結果、表現することができた空間です。
どの作品にも共通するのは、空間に身を置く人間の身体性を中心として、放射状に延びるイメージで立上がった空間であることが一点。
TANADAピースギャラリーのコンセプトである、地域コミュニティをおこす空間である事。
これはKD-HOUSEにも共通しており、セカンドリビングに備え付けられた大きなテーブルは、地域住人やお友達とワークショップができる為作られた住居レベルでの、地域コミュニティをうみだす空間として設計しています。
また、賞を頂くには我々の作品に共感してくださり、時には誰よりも励ましてくださったクライアントの存在が最大の要因です。
TANADAピースギャラリーのクライアントは常に「異常なる空間」を求められ、KD-HOUSEのクライアントは我々が提案したうち、常に面白い空間を選んで頂く等、我々にとって最大の理解者であったこと、我々を育ててくださる存在であったことは本当に感謝です。
これに奢る事無く、今後も設計活動に精進して参ります。
今後とも、GENETOをよろしくお願い致します。
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