新年早々、華道表現派家元 小山幸容氏をお連れして、京都の山奥にあるpivoto工房へ訪れました。
工房は例年と違い雪が少ない。
年末に大掃除をしたお陰で、いつもの様な散らかりの無い工房です。
大自然の中にある工房は、訪れる度に少しずつですが表情を変えています。
川の流れを見つめていると、ついつい時間の経過を忘れてしまいます。
自然は本当に見飽きない素晴らしい存在であると、訪れて周辺を散策する度に存在の偉大さに驚かされると同時に、僕が設計したい空間のヒントに溢れている事を感じさせてくれます。
今回訪れた最大の目的は、小山氏の作品で使う木を収集する為です。
pivoto工房には幸い多くの木材があるので、使わなくなった木材を提供する事となりました。
小山幸容氏についてGENETOとの関係を少し記すると、色々なアート活動を通じてお知り合いになり、GENETOからのオファーで実現した昨年のTANADAピースギャラリーでの”小山幸容作品展 花の造形展-Feelings good-”や、パリへ出張中にたまたま重なった小山氏のパリでの作品展に伺わせて頂く等、最近特に故意に付き合わせて頂いております。
そんな事から、今後のアート作品を作る手助けになれればと思い、工房へご一緒しました。
話はpivotoに変わり、今週19日からcoyaa2号機の制作が開始されます。
これは宮城県にある福祉施設ひゅーまにあ広瀬川のスタッフが、ワークショップ形式の研修を受けるため工房を訪れるからです。
東京デザイナーズウイーク2011で制作した1号機は、展示品なので100%pivoto製だったのですが、多少の改良を加えての今回のワークショップとなります。
今後の発注分は京都にあるpivotoと、宮城県にあるひゅーまにあ広瀬川との連携作業となります。
その為の準備が工房では進められています。
また、今週一週間限定で東京事務所にインターンで来ている林国義が、工房へ赴任する事となりました。
彼はGENETO京都事務所の設計担当をしてくれたので、実際に工房で打ち合わせをするなど、より実践の感覚を味わってもらう為です。
工房で彼の面倒を見るのはpivotoの鬼軍曹ことミスターです。
GENETOの最前線とも言うべきpivoto工房で、色々な経験をしてくれればと思います。
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山中コ~ジ
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