昨年末、知人に招待をしていただき、別荘でのクリスマスパーティーにお邪魔をさせていただきました。
その別荘は、知人(革製品の加工業の社長)の設計による別荘で、建てるときは地元の大工によるということで、我々のような設計を生業としている人が関わらず、クライアントと作り手だけで建てられた建物といううこともあり、興味を持ちましまた。
別荘に到着したときは、夜だったので外観はほとんど分かりませんでした。
この別荘は、道無き道をどんどん山奥に進むと建っているので、当然のように街灯などはなく、満天の星空のもと建っています。
建物は、現代的な部分と和の設いを思わせる部分など、折衷な装いですが、知人のセンスが存分に現れているように思いました。
知人のスケッチなどを見せてもらいましたが、そのスケッチがプロ顔負けに上手くて、作り手も空間の構成を理解しやすかったと思います。
![$GENETO-石井邸]()
二階建ての建物で、中央に吹き抜けがあり、その部分に梁が表しになっています。
![$GENETO-石井邸]()
立派な柱が建てられて、小屋組が迫力をもっています。
この柱は、この建物を建てるために山から切り出したという柱です。
杉の木を倒すたびに、上の方ではキツツキが木に傷を付けてしまっていたらしく、余分に数本切ったということでした。
![$GENETO-石井邸]()
掘りごたつに、薪ストーブ、囲炉裏と人の集える場所が点在しています。
それぞれの場所で集まった人が思い思いの姿勢でくつろぐ。
大人数が集まっても、つどい方の違いで様々な状況が作られている。
居心地の良い空間でした。
![$GENETO-石井邸]()
この囲炉裏は、大工さんからのプレゼントとのことでした。
材木のストックはかなりあるらしく、そのひとつとのことでした。
![$GENETO-石井邸]()
知人の奥様は、アメリカ人で年末のクリスマスパーティーということで、ターキーなど本格的なクリスマス料理を美味しく頂きました。
地元の人も集まっての楽しいパーティーでした。
知人自身は、東京在住なのですが縁あってこの土地に別荘を地元の人の手を借りながら建てたというお話を伺いながら、建物というものはそれ自身が一つのコミュニケーションツールであると実感しました。
我々の建てる建物も、クライアントや作り手、地域の人や遠方の人を結ぶコミュニケーションツールとして、機能し続けて貰いたいと改めて思いました。
次回は、もうひとつの別荘についてお話しします。
GENETO
山中悠嗣
//// GENETOで家を建てること vol.1 ////
![$GENETO-GENETOで家を建てること]()
"GENETOで家を建てること"というパンフレットが出来上がりました。
このパンフレットでは、GENETOが取り組む姿勢や長所、どういったプロセスで設計をしているのか、費用はどれくらいか。
また、設計期間や工期について、他社との比較を交えつつ分かり易く解説しております。
GENETOについて少しでもご興味のある方、現在家作りについてご興味を持たれている方は是非ともご一読ください。
パンフレットは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先
GENETO for customer ←
「お問い合わせ内容」欄に必ずパンフレット希望とお書きください。
その別荘は、知人(革製品の加工業の社長)の設計による別荘で、建てるときは地元の大工によるということで、我々のような設計を生業としている人が関わらず、クライアントと作り手だけで建てられた建物といううこともあり、興味を持ちましまた。
別荘に到着したときは、夜だったので外観はほとんど分かりませんでした。
この別荘は、道無き道をどんどん山奥に進むと建っているので、当然のように街灯などはなく、満天の星空のもと建っています。
建物は、現代的な部分と和の設いを思わせる部分など、折衷な装いですが、知人のセンスが存分に現れているように思いました。
知人のスケッチなどを見せてもらいましたが、そのスケッチがプロ顔負けに上手くて、作り手も空間の構成を理解しやすかったと思います。

二階建ての建物で、中央に吹き抜けがあり、その部分に梁が表しになっています。

立派な柱が建てられて、小屋組が迫力をもっています。
この柱は、この建物を建てるために山から切り出したという柱です。
杉の木を倒すたびに、上の方ではキツツキが木に傷を付けてしまっていたらしく、余分に数本切ったということでした。

掘りごたつに、薪ストーブ、囲炉裏と人の集える場所が点在しています。
それぞれの場所で集まった人が思い思いの姿勢でくつろぐ。
大人数が集まっても、つどい方の違いで様々な状況が作られている。
居心地の良い空間でした。

この囲炉裏は、大工さんからのプレゼントとのことでした。
材木のストックはかなりあるらしく、そのひとつとのことでした。

知人の奥様は、アメリカ人で年末のクリスマスパーティーということで、ターキーなど本格的なクリスマス料理を美味しく頂きました。
地元の人も集まっての楽しいパーティーでした。
知人自身は、東京在住なのですが縁あってこの土地に別荘を地元の人の手を借りながら建てたというお話を伺いながら、建物というものはそれ自身が一つのコミュニケーションツールであると実感しました。
我々の建てる建物も、クライアントや作り手、地域の人や遠方の人を結ぶコミュニケーションツールとして、機能し続けて貰いたいと改めて思いました。
次回は、もうひとつの別荘についてお話しします。
GENETO
山中悠嗣
//// GENETOで家を建てること vol.1 ////

"GENETOで家を建てること"というパンフレットが出来上がりました。
このパンフレットでは、GENETOが取り組む姿勢や長所、どういったプロセスで設計をしているのか、費用はどれくらいか。
また、設計期間や工期について、他社との比較を交えつつ分かり易く解説しております。
GENETOについて少しでもご興味のある方、現在家作りについてご興味を持たれている方は是非ともご一読ください。
パンフレットは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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