三日目は前日と違い晴天となりました。
しかし平日となり、朝から設営に参加する学生はゼロとなります。
この日が設営最終日となります。
この日は最も緊張感と不安感が設営現場にありました。
初日から"hattori × geneto"の設営にあたっていた山下麻子も合流し、GENETOのメンバーによる施工が急ピッチで始められます。
この日は学生が居ない為、我々のペースで作業を進めることができるので、比較的早く作業が進みます。
飛躍的に進んだとは言え、まだ完成が全く見えて来ない苦しい状況が続いています。
夕方からは今回のインスタレーションが持つ目玉コンテンツを開発してくれた平野北斗氏と瓜田裕也氏が訪れセッティングもスタートします。
一つは9月に発表したGENETO ART MOBILEにて開発したインタラクティブコンテンツを使用し、もう一つは最も奥の部屋にて実験的に行うキネクトとプロジェクションマッピングを連動したインタラクティブコンテンツの設営です。
今回、空間と共に目指した事はタイトルにもある様に、人々がこの空間で逢う事によるコミュニティーの発生です。
TOKYO DESIGNERS WEEKというマンモスの様な巨大なスケールを持ったイベントは、実は多くある内容を深く読み込めないというデメリットがあり、何を見てどう感動したかという点に置いて希薄になりがちです。
そこで今回のテーマは、来場者と共に”広くて深い関係性”を作り出そうという狙いから、この様なハイテクノロジーを駆使する事で、DESIGNERS WEEKでは何が展示され、目指されているのかを再度読み込むという行為を促すというものです。
途中、学校帰りの学生も2名手伝いにやって来てくれたりと、廻りの援助を受けながら最終日の設営終了時にはほぼ90%くらいが完成しました。
しかし、残りの10%はファサードを含む、インスタレーションにとって非常に重要な部分が残っていたので、翌日から始まるDESIGNERS WEEK開始までのわずかな時間に委ねられました。
翌日は新たな助っ人が登場しました。
彼女は元雑誌編集者をしていた人物で、度々GENETOの記事を書いたりしてくれた人です。
今回は休みだという理由から、手伝いに来てくれました。
彼女の活躍はまさにGENETOの女神であった事は記録しておこうと思います。
この様に多くの方々による協力があったお陰で、最初の来客をギリギリ完成した状態で迎え入れることができました。
まさに間一髪状態でした。
TOKYO DESIGNERS WEEKは明日で終わります。
会場へ行かれる事がございましたら、我々が必至で取り組んだ数日間の賜物をご覧頂けましたら幸いです。
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山中コ~ジ
///////////TOKYO DESIGNERS WEEK 2012///////////
GENETOと京都西陣にある老舗帯ブランド服部織物とのコラボレーションプロジェクト”hattori × GENETO”による作品をTOKYO DESIGNERS WEEK 2012にて発表致します。
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コンテナ展にてGENETOが招待アーティストとしてインスタレーション作品” Meet Meet Meet !”を発表致します。
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