例年の事ですが、この次期になるとpivotoミスターの車で京都/東京間を往復します。
車で見るのはずっとこんな風景ばかりですが、初めてデザインイベントに出たのはpivotoとしてDESIGN TIDE TOKYO 2009に出品した”足元の風景”が初めてでした。
2度目は昨年にTOKYO DESIGNERS WEEK 2011にてpivotoとして発表した”coyaa”です。
どちらも共にミスターを中心に、何度か往復した事を覚えています。
今回は初めてGENETOとして作品を発表する事となりました。
しかも、二つのプロジェクトを同時発表というこれまで以上に大変なTOKYO
DESIGNERS WEEKとなりました。
そのうち招待アーティストとして発表したコンテナによるインスタレーション”Meet Meet Meet !”の設営した様子をご紹介します。
今回発表する"Meet Meet Meet !"は非常に作業量が多いプロジェクトだったので、初日から一番乗りのペースで会場入りし、多くの助っ人学生と設営をスタートしました。
メイン会場となる仮設テントも、まだ未完成状態です。
コンテナの壁面に大きな図面を貼り、山中悠嗣とミスターを中心に学生達が作業を始めます。
ちなみに学生はICSカレッジオブアーツという建築専門学校の学生達です。
我々が設営に当たり最も注意深くいたのは、設営期間が3日間しか無い事。しかも、コンテナ展への通電は最終日だけだったので、後の二日は夕方になれば暗がりの中、限られた明かりで作業をしなければならない事。
更にはpivotoミスターの設営補助は初日と翌日の午前中のみであり、後は学生と我々による設営である事でした。
そう言う限られた時間の中、急ピッチで作業は進められました。
大急ぎで丸一日設営に当たり、初日の21時には写真の様に大まかな間仕切り下地は完成し、予想以上に捗っているを確認しました。
良いペースを乱したのは二日目でした。
この日は朝から曇りの天気で、昼からは雨が降ったり止んだりの繰り返しでした。
その為、荷物を外に出したり、入れたりという想定外の時間が費やされます。
思う様に捗らない状況が起こり、黙々と作業をしている学生達も不安そうな面持ちです。
なかなか進まないという時間帯は、物作りをする上で必ず生まれる時間帯です。
この時間帯は結構な忍耐力が必要で、この辛い時間帯を乗り越える経験をする事は学生に取っては重要な事であると考えているので良かった。
作業途中、今回のGENETO EXHIBITIONをキュレーションしてくださったCreative Cluster 岡田智博氏も陣中見舞いに。
寸角材による構造を作ると、今度はプロジェクターやキネクトを吊り下げ映写する為の補強や、配線作業が始まります。
今回の計画ではコンテナを3つの空間に間仕切り、そのうち2つの空間に2つのプロジェクターを配置する計画だったので、配線計画も非常に難しいものでした。
雨や配線という難しい状況が重なったせいか、二日目の夜は仕上げとなるスタイロが貼られたのは前方と最も奥の壁面の一部でした。
ここで少しずつ予定が崩れかけている事を一同理解。
我々が恐れていた事は現実の物となってきました。
続く...
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山中コ~ジ
///////////TOKYO DESIGNERS WEEK 2012///////////
GENETOと京都西陣にある老舗帯ブランド服部織物とのコラボレーションプロジェクト”hattori × GENETO”による作品をTOKYO DESIGNERS WEEK 2012にて発表致します。
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コンテナ展にてGENETOが招待アーティストとしてインスタレーション作品” Meet Meet Meet !”を発表致します。
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