群馬県の須永邸で頂いたイタリアン　by 山中コ〜ジ

久しくお料理についてのブログは書いていません。
昨年までは、このブログでも色々なお店へ行き、いただいたお料理について書きましたが、書けば書く程、僕は毎晩遊びに行っているだとか、お金を散財しているという悪い噂しか立たないので今年は自粛する事にしました。
お店に行く事は、通常の人より多いかもしれませんが、99％がプライベートではなく仕事の一環として行っていると言う事は、僕の名誉の為にも敢えて記録しておきます。
そんな中、久しぶりに料理ネタを書く事にします。

それは群馬へ出張した際、クライアントである須永邸にて頂いたお料理についてです。
クライアントはイタリアン シェフなので、この日は僕の好きそうなイタリアンフードを沢山作ってくれました。



同行したメンバーは出される豪華なお料理に舌鼓を打ちます。
特に最年少のAndersは嬉しそう。


出されるお料理全てが美味しい。
この味ならお客は着くはず。
そう感じながらいただきます。

思い返すと、8月のとある一週間は須永氏がGENETO京都事務所に宿泊しながら毎晩京都のレストランを二人で巡りました。
イタリアンを中心に巡った訳ですが、各店のシェフとも沢山話す機会ともなり、それぞれがフィロソフィを持ってレストランを経営しているのだと随分感心しました。
つまり、シェフの思いがどれだけ詰まっているかによって味にまで反映されている。
そういう印象を強く持ちました。


そんな滞在とレストラン巡りで、僕の好物が分かったらしいクライアント。
これでもかというくらいに、好物のオンパレードです。
幸福な一時です。
滞在中のミスターと白さんは、毎晩美味しいお料理を食べている様で羨ましい。


とどめはパスタポルチーニ
とても美味しい。
海外へ出張に行けば、必ず買い込んでクライアントのお店へ持ち込んで作ってもらいたい。
そう言う意味でも料理店を設計する事は、後の楽しみもあるんだと実感しました。
自分の設計した空間に、みんなで集まって料理を味わう。
これは最高に幸せな事です。


皆で記念撮影。

この日は皆で須永邸に宿泊です。
ちなみに、ミスターと白さんは毎日宿泊している訳ですが、宿泊させてくださる須永氏ご夫婦の覚悟と言いますか、お店に掛ける情熱は尋常じゃなく、本当に素晴らしいと感動しました。
ほとんどの人が、公私混同を避けたがる。
でも、須永氏はともかくとして、奥様は現在妊娠中で他人を家に住まわせるには相当の覚悟が要ったはず。
それでも二人の夢を実現するため、色々な犠牲も我慢しているのだと感じました。
自営業で事業を一から興すという事は、生易しい事なんか無いんですから。

個人的にも以前のGENETO京都事務所では、皆で生活を4年間していました。
勿論、公私の境は僕も妻もミスターも白さんも無かった。
それでも、みんなで辛い事も楽しい事も共有できた日々で下した。

これは口で言う程簡単な事ではありませんが、結果的にはGENETOの成長を皆で経験して来たという思いはそれぞれに育まれたと思います。
それが、現在のGENETOの絆であると僕自身は自負しています。

そんな思い出がこみ上げた須永邸の夜でもありました。
ここまでお店に掛ける思いがあれば、きっと、これから直面する様々な試練にも打ち勝てるんじゃないかと、素直に彼らの思いや夢に共感できる夜でした。





GENETO
山中コ～ジ






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