GENETOの前身である芸術忍者隊時代から通っていた鞍馬山にある鞍馬寺の初詣へ行きました。
GENETOの一年は鞍馬寺の参拝から始まりますので、参拝をする事で今年一年頑張って仕事しようというモチベーションになってきます。
鞍馬山へ登場合、徒歩ルートとケーブルカールートがあります。
今年は歩いて鞍馬山山頂にある鞍馬寺を目指しました。
年末の忘年会に正月という、毎日食べて飲んでの不摂生が重くのしかかります。
それでも、歩きながら山の風景を見ていると、心が清々しくなります。
僕の祖父母もさらに上の世代も、鞍馬寺には頻繁に通っていたらしい話を幼い頃から聴かされていたので、僕が見ているこの風景と同じ風景を見ていたのだろうと思いを巡らせました。
人間の一生は鞍馬山にある自然に比べ、とても短いものだと言う事が痛感させられます。
歩いて登ことで、色々な事を考える良い時間でもあります。
仕事始めから、明るいGENETOメンバーの笑顔があるのは本当に嬉しい。
何気ない事ですが、これこそがGENETOが続く原動力です。
僕自身、いつもメンバーに支えられて来て、ここまで過ごすことができたと言っても過言ではありません。
毎年恒例となった記念撮影。
例年鞍馬寺の初詣についてはこのBLOGにアップしており、そこに写っているメンバーが少しずつ老けて来ている事が気になります。
若返る事はできませんが、その分、知識や経験を蓄積していくことができればと考えています。
この後、鞍馬寺から更に登り奥の院へ行きました。
奥の院は更に厳かで神聖な場所です。
行くには更に時間は倍以上かかりますが、こちらもGENETOにとっては行かないわけにはいかない場所です。
鞍馬山の澄んだ空気を体中に吸い込み、清々しい気持ちで2012年をスタートさせました。
GENETO初詣とは関係ない話ですが。。。
ちなみに、鞍馬寺の前広場の中心にあるこの部分を”六芒星”と言います。
六角形の中には三角形の石がはめられています。
この部分に立つ人が数年前から目立ってきました。
多い時には並んでいるシーンも見かけます。
しかし、この三角形の石に人が立ってはいけないんです。
地元の人は祭りの際にも絶対に足を踏み入れ無い所で、とても尊い場所なのです。
それがどうして観光客が立つ様になったかと言うと、「パワースポット」としてテレビ局が取材に訪れた際、テレビ局が考えだした鞍馬寺の参拝方法だったそうです。
テレビの軽薄な所は最近よく指摘されていますが、これではせっかく参拝しても何も報われません。
パワースポットという怪しい呼び名で、寺社仏閣を再度見直す事は間違いではないかもしれませんが、参拝方法を間違えて放送しては何の意味もありません。
経済性だけのキャッチフレーズや、放送ではなく、本来の姿を正しくメディアには伝えてほしい。そう感じさせられます。
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