本日から始まる作品展”有職故実”ですが、当日に向け吉田恒氏とpivotoチームによる搬入がおこなわれました。
ちなみに、TANADAピースギャラリーで開催される今年最後のメインアクティビティです。
TANADAピースギャラリーで開催される大きな作品展では、大方の場合が天井から吊るす作品が多いです。
今年おこなわれた3作品展を振り返ると、4月におこなわれた堀田ふみ展、6月におこなわれた小山幸容展、7月におこなわれた木村奈央展と、全てに天井から吊るす作品が含まれていました。
それも、TANADAピースギャラリー特有の凹凸がある床や、ファサードに備えられた高さ4.7メートルもの全面硝子など、地面や重力から開放された作品を展示したくなる要素が多くあります。
展示は大変ですが、そんな作品展をアーティストから提案される度に「アーティストが既成概念の重力から開放されるギャラリーを設計したい」と意図した事が、汲み取ってもらえているんじゃないかと嬉しくなります。
今回は神官装束が空中に舞います。
この搬入が想像以上に難しかった様で、毎度の事ながらpivotoチームは四苦八苦状態の一日でした。
勿論、慣れているpivotoでさえ大変なのに、始めて空間に関わるアーティストは更に疲れるはずです。
なんとか一日で無事搬入を終える事ができました。
今回は神具等の工芸作品ということで、これまでには無かった作品展となります。
そして”謂れのある物”の作品展とも言えます。
1000年以上かけて積み上げた日本人のクオリティです。
日本で培った神々と人々の暮らし、古来より受け継がれて来た日本人のメンタリティとは一体なんなのか。
そんな内容にせまる作品展にしたいと考えています。
会期は11月23日から30日までです。
期間中、吉田装束店 吉田恒氏はほとんど会場に居られますので、是非ともご来場頂ければと思います。


吉田装束店 作品展 ”有職故実”について詳しくはコチラ ←
吉田恒氏によるワークショップの様子はコチラとコチラとコチラ ←
関連記事
堀田ふみ展 ←
小山幸容展 ←
木村奈央展 ←
GENETO
山中コ~ジ

/////// GENETO JOB OFFER ///////
GENETO京都事務所ではインターン及びオープンデスクを募集しています。
業務内容など詳しくは以下よりアクセスください。
GENETO is offering interns and opendesk.
Please contact to the following link.
You can find more information.
GENETO JOB←
