KBS-HOUSEは二度目のプレゼンテーションを行いました。
前回のプレゼンテーションを踏まえ3案を用意しました。
D案
クライアントが実際に考えられたプランを具現化した案。
全案に対して統一している事は、一階/ガレージ・和室(仏間)・トイレ、二階/LDK・主寝室・浴室・トイレという間取りであること。
限られた敷地で最も効率的な生活を実現する為には、現時点でこの間取りがベストであろうという結論に到っています。
各階に割り振りされた居室の配分は、今後の基本設計の中で、もう少しそれぞれの可能性を検討できればと考えていたりもします。
西(写真下側)にキッチンを配しキッチンの東側にはダイニングキッチンを設け、眺望は南の開口を確保。
中心に収納、東の眺望が望める部屋は主寝室とトイレがあるというプラン。
南に面した居室に収納が大きく取られ、採光の確保がやや難しい。
E案
東西に長い二階の空間を、南北方向に収納家具で3分割するというプラン。
分割はキッチン/リビング・ダイニング・トイレ/主寝室・洗面浴室というまとまりで分割されている。
収納家具がそれぞれの居室に対し効果的に機能性(例、テレビ台なども内蔵するなど)を発揮することで、限られた各居室の面積を最大限に有効利用しようとしています。
F案
東西のほぼ中心に廊下を設け、南北に各居室を引っ付けたプラン
西から洗面浴室・トイレ/主寝室・リビング/東にはキッチン・ダイニングといった配置で、それぞれの居室に廊下が貫通しています。
外から見ると、廊下に引っ付いている各居室が外壁に凹凸を与え、他案とは全く違う独特の表情となっています。
このプランは外に対してヒダ状に外壁を造ることで、採光と通風を獲得しようというものです。
1stプレゼンから少し時間が空きましたが、今回の計画を見ながら色々なお話しが共にでき、互いの価値観を擦りあわすことが出来たと感じています。
プレゼンが終わり世間話が盛り上がると、クライアントのライフスタイルや指向性が朧げながらに分かります。
クライアントと多くの時間を共有する事で、互いに共感できる住宅のあり方を見つけ出して行ければと思いました。
GENETO
山中コ~ジ
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京都らしい空間と、京都の職人でしか作れない魔鏡を是非とも御堪能ください。
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