和歌山県古座川町への出張で頂いたたなみやさんの夕食。
古座川で穫れた魚や蟹に加え、お米やお野菜まで地元で穫れた物ばかり。
そんなたなみやさんが出すお料理は、非常に素朴とも言えるし現代社会では贅沢とも言えるお料理です。
たなみやの前を流れる古座川は、川幅も広く非常に美しい。
たなみやのご主人と女将さんが、穫られるという鮎。
既に串に刺されていましたが、どれも大きな鮎ばかりです。
どんなお料理になるのか楽しみです。
古座川で穫れたという蟹。
上海蟹に似ている。
川に生息する蟹にしては大きな蟹です。
他にも、巨大な鰻も生息しているらしく、生け捕りになった鰻を見せて頂きました。
この鰻は体調60センチくらいはある大物です。
この川に生息する生き物のサイズを見るだけで、如何に古座川が豊かな自然に満ちあふれていて、そんな自然が今でも残っているのかが分かります。
きっと、日本中のどの川でも同じ様な生き物を見ることができたはずで、そんな名残の様で、これを失ってはいけない大切な存在だと感じました。
たなみやさんの川に面したデッキでは、漁に使う網が干されています。
食事という行為が、どういうプロセスを経て行われるのか。
そんな大切な事が分からなくなって来ている状況が大都市圏では普通の状況であるのですが、ここでは普通に見ることができます。
これも重要であると感じさせられます。
お料理が乗せられているお善には、女将さん直筆の絵が掛けられています。
とても上手くて、最初は女将さんが描かれたとは思えない程の出来栄です。
全てが手作りで、それでいて完成度が高い。
そんな事、出来そうで出来ないことです。
漆塗りのお膳と器に盛りつけられたこの日のお料理は、鮎と蟹を様々な調理方法で頂くというものでした。
勿論、お野菜のお料理もおいしい。
非常に贅沢なお料理です。
お膳に出されたお料理とは別に蟹を茹でたもの。
蟹の甲羅を剥き頂きますが、甲羅を剥く方法が分からず一同女将さんより手ほどきを受けます。
鮎の塩焼きも囲炉裡に刺して並べられており、お腹いっぱいになるまで鮎の塩焼きを堪能します。
どのお料理も自然の味を活かしながら、少しの工夫が加えられる事で、美味しいお料理になっています。
この味は京都や大阪、東京といった大都市圏では絶対に味わえない味です。
頂く度に身も心も癒され、体中に充満する感覚を受けます。
自然は如何に豊かであるのか、食事することに感謝できる一時です。
実はこのたなみやさんの敷地でGENETOの新しいプロジェクトが始まります。
たなみやさんのご主人に連れられ、敷地を色々と見て回ることができました。
いつまでもお元気で素晴らしいお料理を、訪れた方々に提供して欲しい。
そんな思いで一杯となると同時に、たなみやさんというこの敷地をどのように新しくして行くのか。
非常に難しく重大な仕事を頂いたとプレッシャーを感じると同時に、我々だからこそ出来る最大のパフォーマンスを試みようと思いを巡らせています。
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